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10月23日に日本ソムリエ協会の分科会セミナーに行ってきました。
シャブリのプルミエクリュ以上のワインが7種テイスティングできるとあって、満席からキャンセル待ち繰り上げで参加できました。ラッキー。




先にこのセミナーで試飲できるワインです。

テイスティングアイテム:
1. CHABLIS Premier Cru, Beauroy, 2015, William Fèvre
2. CHABLIS Premier Cru, Montée de Tonnerre, 2015, Charlène et Laurent Pinson
3. CHABLIS Premier Cru, Vaulorent, 2015, Domaine Jean-Paul et Benoit Droin
4. CHABLIS Premier Cru, Vaulorent, 2014, Domaine Jean-Paul et Benoit Droin
5. CHABLIS Premier Cru, Côte de Léchet, 2014, Sébastien Dampt
6. CHABLIS Premier Cru, Beugnons, 2014, Sébastien Dampt
7. CHABLIS Grand Cru, Les Clos, 2013, Lamblin et Fils
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この日の朝まで台風が来てたため心配でしたが、午後は晴れて無事に行けました。電車はかなり乱れてましたけど。


このセミナーのテーマは「シャブリのクリマ」で、難しいです。
区画によって畑やテロワールの違いをワインで確認する、という感じでしたがレベルの高いシャブリのワインを比べられてウキウキです。勉強になりました。


遅れている人が結構いるようでしたが定刻通り始まり、講師は第7回全日本最優秀ソムリエコンクール準優勝の野坂昭彦氏です。

2時間のセミナーの前半1時間はシャブリについての説明です。


シャブリの歴史、土地、販売、気候など知識の再確認をしつつ、今回のテーマの「クリマについて」。

クリマとは正確に線引きされた区画であり、人間の仕事を通して識別され、価値が置かれたらしく、ずっと「クリマ」と「リューディ」は混同されてきたそうです。

はっきり言って説明されてもなかなか難しいですね。

クリマとリューディが同じ場合もあるし、1つのクリマの中に複数のリューディがある場合もあるということ。

今はシャブリのは47のクリマがあって、40のクリマがプルミエクリュ(1級)に、7つのクリマがグランクリュ(特級)に格付けされています。ふむふむ。


では実際に飲んでいきましょう!


同じ生産者の同じ畑のヴィンテージ違い、同じヴィンテージの畑違いを同時に飲めるのはかなり貴重な経験です。どのワインもプルミエクリュ以上なのでもちろんレベルも高いので、単体でそれぞれ飲んだらおいしいで終わってしまいそうw



今回のワイン。
1. CHABLIS Premier Cru, Beauroy, 2015, William Fèvre
2. CHABLIS Premier Cru, Montée de Tonnerre, 2015, Charlène et Laurent Pinson
3. CHABLIS Premier Cru, Vaulorent, 2015, Domaine Jean-Paul et Benoit Droin
4. CHABLIS Premier Cru, Vaulorent, 2014, Domaine Jean-Paul et Benoit Droin
5. CHABLIS Premier Cru, Côte de Léchet, 2014, Sébastien Dampt
6. CHABLIS Premier Cru, Beugnons, 2014, Sébastien Dampt
7. CHABLIS Grand Cru, Les Clos, 2013, Lamblin et Fils

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正直言ってテイスティングコメントも似たようなものになります。
ただ比較試飲すると香りや味わいの強弱が分かります。おもしろい。


先にテイスティングした感想なんですが、ヴィンテージごとの違いがはっきりと分かりました。

2015年は酸が柔らかい。もちろん弱いのではありませんが、ヴォリューム感と苦味、塩味が強い。特に個人的には1番のウィリアム・フェーブルのボーロワは「苦っ」と言いそうになるほどでした。最初の1杯目だったのでより強烈だったかもしれませんが。

香りもやや閉じているが、柑橘の香りと黄色い果実あ合わさっているような香りと青っぽさが強くないハーブ香。

酸が穏やかでやや好気的。はちみつと苦味。


2014年はどのワインも酸がしっかりとあり、鋭角で伸びる酸。クリスピーで口中を引き締める。香りはグレープフルーツの皮ややさしいフレッシュなハーブ香。スワリングしてもそれほど変わらず。

酸が鋭角でワインの骨格をつくる。嫌気的。

2014年の方が2015年より若々しいです。個人的に5番のセバスチャン・ダンプが今回の7種類のうち1番好きなワインでした。熟成したらすごいことになりそう。

2013年はレクロだけでしたが、色調は他と違ってやや黄金色。丸みがあるが熟成というよりなんか弱い印象。もちろん濃縮感もあって複雑さもありますが、最後に飲んだこともあり他のワインに負ける。

長期熟成向きでない。2012年よりも早飲み。

全部のワインにしっかりとしたミネラル感がもちろんあります。

アフターの苦味と塩味と合わさるのでレモンオリーブでマリネした魚介のカルパッチョなどが合うらしいです。ふむふむ。



あとは大事な「クリマ」ですが、味わいの違いは分かりましたがそれがどういうものか、何をもたらすかというのは正直分かりません。難しいです。


でもワインはおいしいです。そのおいしさの違いが少しだけ理解できた気がしました。
今回のセミナーは素晴らしかった。


あらためてこの記事
私がソムリエ協会の会員を続ける4つの理由

の魅力を感じたセミナーでした。