これからサービス業を仕事としようとする人はなにを思ってレストランにやってくるのか


最近ーアルバイトは別としてー新入社員を見ていると
なんか大丈夫かなと思います。

もちろん自分がおっさんになったからでもありますが・・・
レストランが好き! 人と接したい。または
料理が好き! シェフになりたい。

と思っている若い人はあまりいないな、と。


強い気持ちがないと続けられない職種でもあります。
⇒ほかの職種でもそうですが

ただ親が願う安心な職種ではないので、気軽な気持ちで
入ってきてしまうと将来が心配です。

アルバイトではないのですから。

辞めていくスタッフは少なくないですが、方向転換するなら
はやいほうがいい。

あこがれだけで入ってくる人は多い


今はフレンチのソムリエですが、昔はバーテンダーをして
いました。

かっこいいとか憧れだけで入ってきて、すぐ辞めていく人が
実に多かったように思います。


華やかさだけ求めているから。


例えば、スポーツの世界でもプロになったからといっていきなり
レギュラーとして試合に出れる人はほとんどいません。

まして未経験なんて問題外。

かっこよくカクテルを作るところだけ想像して入ってきて、現実との
ギャップにすぐ逃げ出してしまう。

1日の営業の中で、開店準備から閉店作業、帰るまでの中でかっこ
よくカクテルを作ることがお客様にとってどれほどの重要さがあるの
か。

自己満足はあまり必要ありません。

試合に出るためには毎日の練習の積み重ね、努力が必要です。

そこはダイニングバーで環境は決して悪くはなかったです。
仕事はきつかったですが、上司も良い人たちでした。

でも
「バーテンダーになりたいんです」
と入ってきてはすぐ辞めていきました。

そこで続けられたことは今でもしっかりとした自信につながっています。


話しがそれ続けましたが、

何を思って今のレストランに働きに来たのか?

熱くなれということでもなく、甘ったれるなと言いたいわけでもありません。

時間を無駄にして欲しくないからかもしれません。


仕事を辞めることは悪いことではありません。もちろん。
私も4回、店を移ってきています。

大事なのはレベルが上がって辞めるか、レベルが下がって辞めざるえないか。

1度でもレベルが下がってやめてしまうとずっと下がり続けてしまう恐れが
あると思うから。

だから今でも一生懸命になれているのだと思います。

自分探しもいいですが、強い意志がないと続けられません。

なんだか負の話しばかりになってしまいましたね。

たまにはいいかな。



最後までお読みいただきありがとうございます。