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ソムリエ資格ゲットを目指す方には申し訳ないですが、

ソムリエ多すぎないですか?




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ワインを投げればソムリエに当たる


ブログのタイトルも皮肉って付けたものなんですけど、まあソムリエが多いという話です。


私が合格した年が2007年でして、その時が
12431人。

去年の2015年が
21437人。

ソムリエ資格保持者数です。

ここ4年間は毎年1000人以上合格してますし、去年に至っては過去最高の1499人合格しています。

おめでとう!

いや違うか!


もうあと10年以内に30000人超えますね。
なかなかの人数ですよ。




何が言いたいのか、

中途半端なソムリエがどんどん増える

と思います。

パレートの法則ではないですが、素晴らしいソムリエがいる一方、ふざけたソムリエがいます。

ふざけたソムリエが増えるかなと。


今まで出会った人には

飲食経験0なのになぜかソムリエ資格を持っていた人(アドバイザーでもエキスパートでもありません)。偽装ですな。

寿退社するから記念に取っとく。

ワインに全く興味ないけど、転職の時有利になるからとりあえず。

もちろん頭から否定はしませんが、ソムリエ資格を取りたい理由の1番がこれではがっかりします。


もともとワインに興味がない人はたいてい試験には落ちますが、受かる人は受かります。

試験が得意な人もいますし。

ソムリエ資格をとることがゴールなわけです。


なんか嫌なんですよね、ソムリエバッチ付けるの。
いろいろなソムリエがいますので。

ソムリエ資格持ってるの?
と聞かれた時だけ答えるようにしてます。
そのほうが心地よい。



自分が働いている店のワインを知らない

ソムリエ試験には世界のワインに関する問題が出ますから、イタリア料理の店だろうが、フランス料理だろうが、働いている店のスタイル関係なく勉強しなければなりません。

なのでイタリアンで働いているのにイタリアのワインよりフランスのワインの方が知ってる、ということにもなります。


フランスにしても、フランスワインを飲む上では外せないブルゴーニュにしても、細かい生産者については出題されませんので、覚えない人が多いのではないでしょうか。


試験に集中するあまり、お店にあるワインのことを知らない、とまでいかなくてもうまく説明できない人も多いと思います。


・このワインのぶどう品種は何ですか?
・この生産者のワインは基本的にどのような
味わいですか?
・注文した料理にあなたが1番合うと思うワイン
は何ですか?

このような質問に、働いているにも関わらず答えられない(正確には知ったかぶる)ソムリエもいます。


まとめ

素晴らしいソムリエはたくさんいます。

そしてソムリエ有資格者ではなくても素晴らしいソムリエもたくさんいます。


レストランに行く際はソムリエバッチだけにとらわれず、できれば会話でソムリエを探し出してみてください。

そのほうが楽しいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございます。